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陶芸作品(その21)「麺鉢(中)」の件 [陶芸]

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 5月からボチボチ再開した陶芸ですが、中サイズの麺鉢が3個ほどできたのでお披露目です。

 サイズはどれも大体、直径:20cm、高さ:7cmで、容量:MAX900ml。500ml入れて7分目位かな。

Dsuke-Style_200822-2.jpg 開陽窯の陶芸教室は週1・月4回なので、「手びねり」でこの位のサイズだと1月に1個のペースがせいぜいです。1、2週目で粘土を積んで、3、4週目で削り仕上げます。

 麺鉢を横から見て直線的に粘土を積むのは得意なのですが、下方に丸みを持たせながら積んでいくのは非常に苦手です。粘土を積むのを2回に分けるのは、一度に口の広いものを積みすぎると、口元が下がってくる(垂れてしまう)からです。(-_-)ウーム・・・

Dsuke-Style_200822-3.jpg そのため、苦肉の策として1週目で麺鉢の下の方ほど粘土を厚く積んで軽く乾燥させておくことで、2週目に粘土を積むときに口元が下がるのを防ぎながら積んでいけます。

 成形さえ決まってしまえば、厚く積んだ部分は3、4週目で削り落として厚さ調整するので問題ありません。削り高台にする場合はそれを見越して、イメージより広めに高台部分を積んで置きます。パチッ☆-(^ー'=)bナルホド

 そういった意味で、今回の麺鉢は我ながらうまくできた方で、インスタントラーメンにちょうどいいサイズ感です。うちの嫁にも「使い勝手が良い」と好評?で、麺鉢以外の用途で「おばんざい」風におかずを盛り付けて食卓に並んだりします。

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陶芸作品(その20)「一人用土鍋」の件 [陶芸]

「一人用土鍋」1
 暫くお休みしていた陶芸教室ですが、5月からボチボチ再開しております。

 お休み自体には特に理由は無く、単に制作意欲が湧かなかったからですが、そのお休みする直前に作っていたのがこの「一人用土鍋」です。

「一人用土鍋」2 一人用サイズの土鍋で、イメージとしては「鍋焼きうどん」用途で制作しております。

 粘土の状態や乾燥具合が毎回同じわけではないので、寸分違わず・・・とはいきませんが、出来上がり寸法は、直径:約19.5cm、高さ:約6cmで3個ともサイズは大体そろってます。

 とりあえず家族人数分ということで、3個ほど制作しました。

【閑話休題】
 よくよく考えたら、この蓋の取っ手の形状だと、蓋をとって裏を上にして置くと座りが悪いな。||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||

タグ:一人用土鍋
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陶芸作品(その19) 「蒸土鍋」の件 [陶芸]

「蒸土鍋」1
 ブログは久しくご無沙汰しておりましたが、陶芸は地味に続けております・・・(-_-;)

「蒸土鍋」2
 今回は名付けて「蒸土鍋」です。

 作品自体は結構前に完成していたのですが、ようやくお披露目です。

 試行錯誤すること数年、色々試してようやくこの形に落ち着きました・・・が、もう2度と作りません。というか作れません。
「蒸土鍋」3
 まず下の「土鍋部分」と上の「蒸器部分」の外寸をあわせるのが至難の業。

「蒸土鍋」4
 1枚の厚いたたら板を作って、そこから同サイズの鍋底部分を切り出してようやく上下の外寸を合わせることに成功しました。

 上下で乾燥の状況が違ってくるとサイズも変わってくるので、常に製作途中作品の湿度管理を一定に保たなければなりません。

 乾燥中に取っ手が取れる等のアクシデントもありましたが、N平師匠のフォローもあり何とか焼成にこぎつけました。

 これもひとえに私の我儘に答えてくれたN平師匠のおかげであります。(`Д´)ゞビッ!! 

 そうそう、開陽窯の陶芸教室は「手びねり」で成型しますので、当然私の作品も全部手びねり成型です。

 この「蒸土鍋」も例にもれず手びねり成型しましたが、さすがに手びねり成型の限界を感じました。

 そして苦労して作った後のお楽しみ~
「小籠包」



 小籠包からの~

「焼売」







 
 焼売!


 美味しくいただきましたとさ。( ̄∇ ̄*)b グッ!

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陶芸作品(その18) 「取り皿」の件 [陶芸]

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 10月に入ると、朝晩の冷え込みが徐々に強まり、日の入りの時間も早くなり、夕方5時ともなると結構暗いです。(#+_+)

 我が家に使い勝手の良いサイズの取り皿がなかったので、今回は料理を取り分けるのに使う「取り皿」を作りました。

Dsuke-Style_171021-2.jpg 直径:約18cmで、教室にあった石膏の型を使って、5枚ほど量産しました。

 型押しで皿を作って焼成すると、どうしても皿の端の方が落ちて、平らになりがちですが、端に向かって若干のテーパーをつけて成型したところ、思ったほど落ちませんでした。ε-(´▽`) ホッ

 使用頻度も高く、作った甲斐があったというものです・・・。

【閑話休題】
 因みにこの「取り皿」、成型時の直径は確か約20cmだったので、やはり10%ほど収縮しています。

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陶芸作品(その17) 「揚物皿」の件 [陶芸]

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 うちの娘は「唐揚げ」が大好物です。

 そのせいか?晩御飯のおかずの揚げ物率は、比較的高めです。(-"-;A ...アセアセ

 血圧や脂質が気になる今日この頃・・・(-_-)ウーム・・・

Dsuke-Style_171007-2.jpg 出来るだけ油を切るべく、ようやく焼きあがった今回の作品は「揚物皿」です。

 サイズは外寸縦:28cm、横:23cmです。

 うちに1枚似たような揚物皿があるのですが、もう何枚かあっても良いかな~と思って作ってみました。

 ①粘土でたたら板を作り、②型にするアルミバットを裏返して型押し、③余分な耳部分をカットし、④最後に革がけして成型します・・・意外と簡単です。

 注意点は、「耳」の部分が本焼き時に垂れてしまうので、若干上向きに成型した方が良いという事です。

 後は油切網として、100円ショップで適当な水切網を買ってきて完成です。( ̄∇ ̄*)b グッ!

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陶芸作品(その16) 「ななめ皿」の件 [陶芸]

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 突然ですが、皆さんはお刺身を食べるとき、ワサビを「醤油に溶く」派ですか?それとも「刺身の上に乗せる」派ですか?

 私は断然「刺身の上に乗せる」派です。(。-`ω´-)キッパリ!!

 以前から小皿に取ったワサビが、醤油と混ざってしまう事が気になっていたので、試しに皿の底がななめになっている小皿を作ってみました。

Dsuke-Style_170722-2.jpg が、結論から言うと・・・微妙な感じです。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 まず皿の底がななめになっているために、裏側の削りが甘くなり、サイズの割に若干重い。

 そして、皿の底面のサイズが小さく、ななめ度合いも足りなかったせいか、醤油の「寄り」も甘い。

 今回は最初に底面をななめにしてから、皿の腰の部分を積んでいったのですが、ななめ度合いが増すと、底面の粘土の厚さがより不均等になり、削りがより面倒になったり、歪んだりするような気もしますし・・・。

 いっその事、底面の粘土の厚さを均等にする治具でも作って成形方法から見直すか・・・ってそこまでやるほどのことでもないし・・・。(-_-)ウーム・・・

 簡単に出来ると思っていたのに、意外な落とし穴が・・・とりあえず、今回作ったななめ皿は、普通の皿として使おうと思います。

【閑話休題】
 因みに、直径は11cm弱で、転写紙を使ったのは、ななめ方向を目視で確認しやすくするためです。

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陶芸作品(その15) 「娘用のミニカップ」の件 [陶芸]

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 陶芸教室に10年以上も通っていると、ノープランで教室に行くこともあります。(;'∀')

 そんな時は、何を作っても大抵は気に入らず、無駄に貴重な時間を費やしてしまうのですが、今回はたまたま娘のために小さめのカップを作ろうと思い立ちました。

Dsuke-Style_170325-2.jpg 以前、嫁が娘用の茶碗にアニメのキャラクターを絵付けしていたのを思い出して、私も何か絵付けでも・・・と思ったのですが、何を隠そう私は絵心がまるでありません。ヽ(´Д`;)ノアゥ

 そこで、下絵転写紙を試してみることにしました。以前から気になっていたものの、転写紙を使うような作品を作ることもなく、試す機会が無かったのでいい機会です。

 素焼きの作品に転写紙をあてて、その上から水を含ませた筆で叩いて転写紙のイラストを写していくのですが、師匠曰く「素焼きのままだと発色が悪いので、白化粧の処理をした上から転写紙を使った方がよいのでは?」と言うので、思わず私の作品史上初の白化粧作品となりました。

Dsuke-Style_170325-3.jpg 白化粧のデメリットとしては、素焼きの上にコーティングするため釉薬が割れ・欠けやすくなるとのことですが、絵付けをするような作品には、サフェーサー代わりにもなり、発色も良くなりで一石二鳥です。

 今回は鳥のイラストの転写紙(U62)を使いましたが、1シートに12ピース印刷されていたので、今後、余った時間で作る「娘用の・・・」シリーズにでも使おうと思います。

【閑話休題】
 転写紙はインターネット通販で購入したのですが、製造中止になっている商品も多く、気に入ったものがあれば購入しておくのが無難です。

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陶芸作品(その14) 「炊飯土鍋」の件 [陶芸]

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 昨年(2016年)の7月頃から制作に取り掛かっていた、2重蓋の炊飯土鍋がようやく焼き上がりました。

 耐火粘土作品は、作品数がある程度たまらないと焼成されないので、他のメンバーをそそのかして皆で耐火粘土作品を作ったのですが、皆さんそれぞれ良い出来です。

Dsuke-Style_170218-2.jpg 2合炊きをイメージして作成したのですが、3合位は炊けそうなサイズになってしまったのはご愛敬!逆にIHクッキングヒーターの電熱線ヒーターのサイズにジャストフィットして結果オーライ。( ̄∇ ̄*)b グッ!

 いつも他のメンバーから「デザインがシンプルすぎる・・・」と言われるので、今回は思い切って鍋肌に「鎬(しのぎ)」を入れて装飾してみました。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

Dsuke-Style_170218-3.jpg 2重蓋の受けの部分の成形は思った以上に難しく、素焼きの段階で鍋と内蓋と外蓋のサイズが合っていないと、後で蓋だけ作り直したりするのはまず無理です。

 残念だったのは、成形に時間をかけすぎて、取っ手を取り付けた際の粘土の乾燥に引っ張られたのか?使用には問題ないのですが、取っ手の取り付け部分の鍋側に小さなヒビが入ってしまったことです。

Dsuke-Style_170218-4.jpg 内蓋と外蓋は何の策も施さなかったのですが、実際に使ってみると、外蓋には「しゃもじ受け」を付けとけばよかったと思いました。

 2重蓋の効果なのか?吹きこぼれもないし、このくらいのサイズの炊飯土鍋だと、おひつ代わりに食卓に持っていってもそれほど邪魔にならないし、内蓋の裏側は素焼き状なので湯気で汗をかくこともなく、ご飯が無駄に水っぽくなることもありません。

 圧力鍋で玄米を炊いたり、電気炊飯器で白米を炊くより確実に美味しくいただけます。炊飯土鍋恐るべし!

【閑話休題】
 いずれにせよ、普段あまり食べない7歳の娘が自ら「おかわり」するくらいですから、作った甲斐があったというものです。(-_- )シミジミ

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陶芸作品(その13) 「晩酌セット」の件 [陶芸]

 (注):写真オンマウスで、加工前写真を表示します。d(゚ー゚*)ネッ

 陶芸のカテゴリーの投稿は、随分と久しぶりになってしまいました。

 相も変わらず週1でコンスタントに制作していたものの、釉薬の種類を間違えてセット物で考えていた物がチグハグになったりしてなかなか納得のいく物ができずにいたのですが、久しぶりにセット物が揃いました。

 1合徳利、猪口×2とそれを乗せるプレートの3点セットで題して「晩酌セット」です。

Dsuke-Style_160910-3.jpg 飲みすぎに歯止めを掛けるべく、徳利は戒めを込めて1合サイズにし猪口も若干小さめにしてあるので、おかわりをしなければ適量?と言えるでしょう。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 プレートを付け加えたのは、徳利の尻漏れによりテーブルが汚れるのを防止することを考慮したもので、徳利と猪口で焼き締め部分の色が違うのは、制作時期が違うために別々で焼成したためです。

 1合徳利は今回初めて手掛けましたが、機会があればまた手掛けたいと思います。(゚-゚*)(。。*)ウンウン

【閑話休題】
 他にも昨年から手掛けている作品があるのですが、これもなかなかサイズが合わなくて苦戦しています。ヽ(´Д`;)ノアゥ

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陶芸作品(その13) 「麺鉢」の件 [陶芸]

 (注):写真オンマウスで、加工前写真を表示します。d(゚ー゚*)ネッ

 陶芸開始当初から、いわゆる「丼」はいろいろ作ってきました。

 例えば、「液面が狭い方がスープが冷めにくい」と思って、口が比較的小さくて底が深めの丼を作ってみたり、「高台(器の土台の部分)が大きい方が丼が安定する」と思って、大きめの高台の丼を作ってみたりしました。

 結局「口が比較的小さく、底が深めの丼」は確かにスープは冷めにくいですが、食べにくいですし、「高台が必要以上に大きい丼」は安定はしますが、重ねて収納する時に座りが悪く安定しなかったりします。

 丼も麺の種類によって、例えばラーメンなら「切立丼」、蕎麦なら「高台丼」という私の勝手なイメージがあるのですが、意外とその形は完成されていて奇をてらった丼は食べ辛かったり、使いにくかったりするように思います。

 (注):写真オンマウスで、加工前写真を表示します。d(゚ー゚*)ネッ

 個人的に器の高台は「削り高台」が好みなのですが、麺鉢のようなある程度大きさのある器の高台は「削り高台」より「付け高台」の方がバランスよく仕上がるように思います。(゚-゚*)(。。*)ウンウン

【閑話休題】
 丼はノープランで作成しても大失敗は無いので、これからも定期的に作ろうと思います。

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