日本酒(その32)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第11回 『竹雀』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第11回(4月) 「竹雀 五年熟成山廃純米「五百万石」 無濾過瓶燗一回火入れ 瓶貯蔵 平成二十三年醸造 特別限定醸造酒」
今回の頒布会酒は「竹雀(たけすずめ)」山廃二種飲み比べスペシャル!で、飲み比べといっても、2本届くわけではなく「雄町」と「五百万石」の選択です。
山廃と言えば、生酛と同様に乳酸香が強く、芳醇で燗がうまい・・・という勝手なイメージがあります。
解説書によると、すでに5年熟成して「完熟」を迎えているが、「円熟」の域を味わうにはには、光を遮断して常温熟成するとよいとのこと・・・。
蔵には既に在庫は無いようなので、「円熟」を楽しむなら手元にあるこの1本を熟成するしかないのですが、果たしてどうしたものか・・・。(-_-)ウーム・・・
「竹雀 五年熟成山廃純米「五百万石」 」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:大塚酒造株式会社(岐阜県)
・種類:山廃純米
・原料米:山田錦(30%)・五百万石(70%)
・精米歩合:60%
・アルコール度:15度以上16度未満
・使用酵母:6号酵母
・日本酒度:+4
・酸度:1.5
・製造年月:2017.4
【閑話休題】
そう言えば、今回の頒布会酒ですが、「円熟」を促すためか?1本入用の段ボール箱で届いてました。
日本酒(その31)「北の勝 純米大吟醸 壱参〇(イチサンマル)」の件 [お酒]
北海道の道東は根室の酒蔵「碓氷勝三郎商店」より、創業130周年を記念して「北の勝 純米大吟醸 壱参〇(イチサンマル)」が数量限定(2300本)販売されました。
北の勝と言えば、新春恒例の幻の限定酒「搾りたて」が何かと話題に上りますが、「搾りたて」がアル添酒(醸造アルコール添加酒)なのに対して、今回の「壱参〇」は、純米大吟醸仕込みで、割り水加水なしの原酒のまま瓶詰めしたものです。
北の勝にも「吟醸」や「大吟醸」もありますが、ほとんどがアル添酒で、純米酒と言えば毎年10月に限定販売される、その名も「純米酒」しかないので、そういった意味でも今回の「壱参〇」は希少かと思います。
以下は箱書きです。
「明治20年、初代碓氷勝三郎が此の地に酒造を拓き、爾来歴史の波に翻弄されつつも130周年を迎えるに至りました。ここに道産米吟風100%の純米大吟醸原酒に感謝の意を込めてお届けいたします。敬白」
スペックを見ると、酒米として道産米の吟風を使っている点、日本酒度も+度の辛口が多い昨今、珍しく-2度と若干甘め?に設定している点が気になりましたが、アル添酒のような甘さではなく、ほんのり吟醸香がして飲み口は意外と軽い印象です。
根室地方唯一の酒蔵で「限定販売」そして「純米大吟醸」となれば、買わないわけにはいかないでしょう。
「北の勝 純米大吟醸 壱参〇」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:碓氷勝三郎商店(北海道:根室市)
・種類:純米大吟醸
・原料米:道産米吟風100%
・精米歩合:40%
・日本酒度:-2
・蔵出日:平成29年5月18日(木)
・価格:720ml 5,065円(税込)
BEER(その1)「フレーバービール(FLAVOR BEER STYLE)」の件 [お酒]
ある日、うちの嫁がキリンの「フレビア(Flaveer)」なるアルコール飲料をいただいてきました。
聞くところによると、レモン風味のビールなのだそうだが、一口飲んでビックリ!?意外と美味い。
元来、ビールは最初の一杯で十分な性質なので、味を変えて楽しむには丁度良いと思い、買いに出かけたのですが、近所のスーパーやら酒屋やらを探してみたものの、何処にも売っていない。Σ(゚д゚lll)ガーン
よく調べてみたら、キリンのホームページには「セブン&アイ限定発売」とあったので、すぐさま頭文字Jの某青年団体時代のN先輩の経営するセブンイレブンに赴き、箱で買おうと思ったら「今冷蔵庫に出てるのみ・・・。(;'∀')」と言うので、とりあえずあるだけ買い占めてきました。
因みに、私は「キリン」や「セブン&アイ」の回し者ではありません。
日本ではレモン果汁の入ったものはビールと記載できない為、酒税法上のカテゴリーは発泡酒となるらしく、確かに苦み控えめ、軽く爽やかで、飲み飽きない印象は、ビールというよりは・・・という感じです。パチッ☆-(^ー'=)bナルホド
よくよく調べてみたら、サントリーの「ラドラー」(2016/2販売終了)、日本ビール株式会社の「レモンビール」など、いくつか販売されているみたいですね。(´・∀・`)ヘェー
今更感が強いですが、機会があれば、2杯目のビールとして試してみたいと思います。
【閑話休題】
今回は「フレーバービール」でしたが、「フレーバー○○」で思い出すのは、私的には「フレーバーコーヒー」何ですがね~。
日本酒(その30)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第10回 『喜多の華』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第10回(3月) 「喜多の華 純米吟醸 早春オリジナルブレンド」
2016年度の酒本銘酒頒布会も第10回目となり、3月は、「喜多の華」「天穏」「真稜」からの3酒選択で、私が選んだのが「喜多の華」でした。
「喜多の華」を選んだ理由は、単純に「未だ飲んだことがない銘柄だったから・・・」ですが、今回の「喜多の華」はそんなに単純ではないようで、普段は絶対に出会うことのない、熟成純米吟醸酒と新酒の純米酒をブレンドしたものだそうです。
「本来ならブレンド後、少し落ち着かせた方が良い・・・」とのことでしたが、どの位の期間落ち着かせれば良いのかよくわからないので、とりあえず、2月20日過ぎに届く3月の頒布酒を4月末に開栓したのですが、果たして落ち着かせ期間?としては良かったのかちょっと疑問です。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
で、感想は?といいますと、吟醸香・甘みともに控えめで、スッキリしていてあまり主張せず、「燗」よりは「冷」で美味しい酒だと思いました。
「喜多の華 純米吟醸 早春オリジナルブレンド 」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:喜多の華酒造場(福島県)
・種類:純米吟醸
・原料米:
・精米歩合:50%
・アルコール度:16度以上17度未満
・製造年月:2017.3
【閑話休題】
2016年度の頒布会も残りあと2回ですが、次回(第11回)は頒布会初登場の銘酒だそうです。マァマァ、オヒトツ(〃^∇^)_凸”
日本酒(その29)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第9回 『龍勢』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第9回(2月) 「龍勢 純米吟醸原酒 「八反」 平成二十七年醸造 瓶貯蔵 「燗向け」 限定醸造酒」
今回の頒布酒は「温度帯3酒選択スペシャル!」で、「燗向き」を選択したのをすっかり忘れていました。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
「龍勢」も頒布会では常連の頒布酒ですが、生酛のイメージが強く、個人的には生酛特有の乳酸香は苦手です。
「八反」という酒造好適米は「八反35号」のことで、「八反錦」とは別の酒米だそうです。(´・∀・`)ヘェー
華やかな印象とは一線を画する熟成純米吟醸酒で、「燗」で美味いのは当然として、酸味だけで比べれば、先月の「二世古 純米吟醸 「吟風」 」の方がきつく、こちらは意外とLightで飲みやすい印象です。
「龍勢 純米吟醸原酒 「八反」 」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:藤井酒造株式会社(広島県)
・種類:純米吟醸原酒
・原料米:八反35号
・精米歩合:60%
・アルコール度:18度
・製造年月:2017.2
【閑話休題】
熟成に向く純米酒は、後味の酸に「渋み」を感じるそうですが、私は・・・感じませんでした。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
日本酒(その28)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第8回 『二世古』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第8回(1月) 「二世古 純米吟醸 「吟風」 平成二十五年醸造 瓶貯蔵 新春スペシャル限定醸造酒」
2013年度 第3回(8月)「彗星」、2014年度 第5回(10月)「彗星(生酛)」、2015年度 第6回(11月)「北力(生酛純米原酒)」ときて、今年度は「吟風(生酛ブレンド)」です。
今回の頒布酒は、「熟成純米吟醸」に「高精白の生酛」をブレンドした逸品です。
個人的に「吟風」で醸造された某蔵の純米吟醸酒が好印象だったので、「吟風」と聞くと期待してしまいますが、こちらの「吟風」は生酛をブレンドしてあるということもあり、酸味の印象が若干強く、「冷」でもいけますが、「燗」でより美味い酒だと思います。
「燗」で美味いが故に、1月の登場?なのかもしれません。ヽ(~~~ )ノハテ??
「二世古 純米吟醸 「吟風」 」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:有限会社二世古酒造(北海道・倶知安)
・種類:純米吟醸原酒
・原料米:吟風
・精米歩合:50%
・アルコール度:17.5度
・製造年月:2017.1
【閑話休題】
個人的に二世古と言えば、2013年度の彗星純米吟醸の「緑ラベル」の印象が強いです。
日本酒(その27)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第7回 『花垣』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第7回(12月) 「花垣 純米大吟醸 「山田錦」 冷蔵瓶貯蔵 平成二十六年醸造 特別限定醸造酒」
昨年(2015年度)は正月用の「新春スペシャル酒」としての登場でしたが、今年(2016年度)は「年末スペシャル酒」として満を持しての登場です。
この「花垣 純米大吟醸」は、頒布会のためだけに造られる特別酒で、昨年は2013年、一昨年は2012年、その前は2011年醸造酒というように、味わいを年ごとに堪能できる唯一の頒布酒です。
今年(2016年度)は精米歩合を40%から50%に変更し、今まで控えめにしていた「旨み」の進化を狙ったそうです。
やけに軽く感じた昨年(2015年度)バージョンからどう変化しているのか、これまた開栓が楽しみな1本です。(゚-、゚)ジュル
「花垣 純米大吟醸」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:南部酒造場(福井県)
・種類:純米大吟醸
・原料米:山田錦
・精米歩合:50%
・アルコール度:17度
【閑話休題】
今回の花垣 純米大吟醸は、他に進呈せずに自家消費したいと思います。(=^~^)o∀ウィー
日本酒(その26)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第6回 『大七』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第6回(11月) 「大七 生酛純米クラシック 「五百万石」 冷蔵瓶貯蔵 平成十九年醸造 特別限定醸造酒」
今回の頒布酒は9年間もの長期間、酒本オリジナルとして熟成させた会員限定酒だそうです。
大七の生酛と言えば、私が燗酒にはまるきっかけとなった酒で、断然「燗」で美味しい酒です。
そんな貴重な今回の頒布酒ですが、今年はお歳暮代わりに某氏に進呈してしまいました。(*´Д`*) アゥ
「大七 生酛純米クラシック 「五百万石」」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:大七酒造株式会社(福島県)
・種類:純米
・精米歩合:69%(扁平精米)
・アルコール度:15度
・製造年月:16.11
【閑話休題】
頒布会を続けて4年目ともなると、美味い酒は知人・友人に紹介したくなるのですが、頒布会酒は誰に進呈しても喜ばれるので重宝してます。(゚-゚*)(。。*)ウンウン
日本酒(その25)「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒 No.18」の件 [お酒]
以前、日本酒(その23)「宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒 No.18」で紹介した宗玄の山田錦バージョンです。
八反錦バージョンで免疫がついたのか、山田錦バージョンはそれ程の衝撃は受けませんでした。(;'∀')
山田錦バージョンもやはり吟醸香がしない代わりに米の風味が引き立ちます。八反錦バージョンより若干甘さが引きますがスッキリしていて飲みやすいのは一緒です。
個人的には山田錦バージョンより八反錦バージョンの方が好みですが、どちらも冷よりは燗で美味い酒だと思います。
「宗玄 純米 山田錦 無濾過生原酒 No.18」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:宗玄酒造株式会社(石川県)
・種類:純米
・原料米:兵庫県産山田錦
・精米歩合:55%
・日本酒度:3.5
・酸度:1.8
・アルコール:17度
・製造年月:'16.1.
・価格:1.8L 3,780円
【閑話休題】
精米歩合が60%以下であれば「吟醸」酒だと思っていたのですが、「純米」酒における精米歩合の条件は特になく、吟醸とは「吟醸造り」・・・つまり低温で発行させる製法(精米歩合60%以下)のことであり、精米歩合が55%の「純米」酒もあるということを、恥ずかしながら今回初めて知りました。..._〆(゚▽゚*)
日本酒(その24)「2016年度 酒本銘酒頒布会 第5回 『鯉川』」の件 [お酒]
2016年度 酒本銘酒頒布会 第5回(10月)は「鯉川 亀冶好日 純米吟醸原酒 無濾過中汲み 「亀の尾」 冷蔵瓶貯蔵 平成二十六年醸造 特別限定醸造酒」です。
数ある頒布会酒の中で、私のお気に入りベスト3の中の1本です。
解説書によると、鯉川の人気銘柄純米吟醸「亀冶好日」を、この頒布会のためだけに蔵元にお願いして特別に醸造してもらっているとのことで、搾り始めの「あらばしり」の後に出る、雑味のない「中汲み」を、しかも「原酒」で残し、蔵元の専用冷蔵庫で一年間味乗りするまで熟成させているとのこと・・・解説書を読んでいるだけで開栓したくなります。(゚-、゚)ジュル
冷酒ならオンザロックで。常温、燗酒とオールマイティな食虫酒として楽しめます!
「鯉川 亀治好日 純米吟醸 原酒 火入れ酒」のスペックは以下のとおりです。
・蔵元:鯉川酒造株式会社(山形県庄内町)
・種類:純米吟醸原酒
・原料米:庄内産「亀の尾」100%
・精米歩合:55%
・日本酒度:+4
・アミノ酸度:1.0
・酒造年度:H26BY
・蔵出月日:平成28年8月
・アルコール:17度以上18度未満
【閑話休題】
道東の雪は比較的遅い方なのですが、昨日(12/9)は本格的に降り、30cm位積もりました。この時期の雪は水分が多く重い雪なので、除雪機での除雪も一苦労です。Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ